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アメブロに引越しました

2016年7月に引越しました。ブログのタイトルは同じです。
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このブログの説明

地方版にでる 養護施設の記事の中には 施設の理事の発言を そのまま載せているのもあります。記者が 入所している子どもにインタビューすることは許されないだろうし、子どもは 施設から逃げられないから 本当のことを言うとも 思えない。
そういう記事を カキコミしたいと思っています。
元職員と元入所していた人から取材しないと、まともな記事になるとは 思いにくい。しかし 地方の支局で そんな手間をかけることは できないし、そういう方々を どう探していいかも 分からない。理事の発言を丸写しにしても 編集者も読者も 施設について ほとんど知らないのだから 苦情は来ない。
地方版に 施設についての記事は めったに出ないため インターネットの日本語メディアで見た記事の抜粋が主になりました。加齢のため外国語の記事は あまり紹介できないでいます。
5年に一度の里親登録更新研修に出て、思ったのですが、里親のなかで児童養護施設や乳児院に関心のある人は少ないようです。里子の大半は 施設から里親家庭に来ているだろうのに。
うちの子と一緒に暮らしていた時、児童養護施設出身者のブログを大変ありがたく読ませていただきました。施設出身者か施設の元職員の他に、里親が子どもを通じて知ることのできた事をブログに書くのも いいかと思いました。

 

ある児童養護施設についての記事(再カキコミ)

下記は2009年2月15日にカキコミしたものです。
上の方に 引き上げるために 日付を変えました。

2008年のある日に 新聞の地方版に ある児童養護施設について 
26㌢X14㌢ 5段の長い記事がでました。
見出しは 「児童養護施設 孤児収容から 虐待理由に。支える地域の重要性変わらず」。
記事の半分くらいは その園にいる子どもが何人で、とか 国の施設職員基準がどうなっているか などです。後の半分は カウンセラーがいるとか、地域に支えられているという話です。
園長の談話を そのまま記事にしています。
全国紙の都会の編集部や雑誌が施設を取り上げる場合は 元職員や施設出身者の話も 聞いてから 記事にするようですが、地方の支局には そんな余裕は無いから 園長の話を まるごと載せることになるのでしょう。
そういう記事について 元職員や施設出身や 少しでも施設を知っている人が補足した方がいいと思う。理事や園長の意見だけで 記事が構成されるのは 不公平です。
この施設の理事は 私に「問答無用」と言ったが、ブログに反論を書くことは できると思いついた。施設の内部では 「問答無用」と言えば それで お仕舞いなんだろうけれど たまには 理事の前に鏡を置いて自分の言動を見せて あげたいと思った。

「虐待を受けた子どもに対応するための 臨床心理士も配置されている」と書かれているが、その臨床心理士が どういうケアをしているかは 書かれていない。
見出しに「支える地域の重要性変わらず」とあるのは「孤児収容から虐待児収容に」入所する子どもの背景は 変わっても 地域の支えは 変わらないと 園長は言いたいのだろう。 具体的に 地域の支えは どういうものかについて
1.地域の催しに 職員と子どもが顔を出す。
2.園の祭りに地域の人が参加することもある。
3.毎週 土、日曜に近所の主婦や塾講師がボランティアで学習指導やピアノ練習などによって 子ども達の暮らしを支えている。
と書かれている。

乳児院に2年いて、その後 養護施設に移ってきた子ども(少数派)にとっても、虐待をうけ 施設に来た子どもにとっても、1も2も あまり 意味はない。困難な子どもにとって 地域の催しに出かけることが ケアになるものでない。
乳児院、児童養護施設などが 被虐待児で いっぱいで余裕がなく、こどもたちの安全の確保や保護すら十分にできたいない 状況については 杉山登志郎 著「子ども虐待という第四の発達障害」学研、2007年。 をみてください。

週末の「学習指導」もケアにならないから これは障害の少ない ごく一部の入所児童を対象にするのかも 知れない。実際は 園長は 学習指導活動を重視していないということは、この学習指導グループの責任者が誰かも はっきりと していないことからも分かる。
事務長は 「学習指導は園と無関係であり、○○さん(理事)がボランティアとして している」と言われた。一方 この園が発行した資料には この学習指導の主宰者としてxxさんという理事でない人の名前がでている。 しかし ○○さんは 「この学習指導は 施設が行っている」と言われた。これで分かるように 学習指導について 施設の内部に 意見の一致はない。 要するに 施設の内部で この学習指導を誰が責任を持ってするか などの 話し合いはなされていないようだ。問題が起きた時に 弾よけに使うため 理事でないxxさんを主宰者としている。そして○○さんは 理事であるとも 理事でないとも 言わないで この学習指導を仕切る。ウソを言っているわけでないから 良心的なのだろう。 週末に 学習指導する義務は 施設には ないので、園長は 正直に「施設はそこまで 手がまわらない」 言えば済むのに、いろいろと講釈するから ボロがでる。

この学習指導グループは 東京の団体から ボランティア団体として表彰された。
そして 表彰されたという報告とボランティア募集の講演を 理事が 地元の公的会場でなさった。 理事が 実際は主宰していると言わないで ボランティアとして表彰してくれと 申請するのも変だし、ボランティアを募集する気も無い(施設としては この活動は あまり意味がない)のに 理事がボランティアであるかのように 公的な場で話す必要もない。 施設の理事は 会社の取締役のようなものなのに、取締役が 会社関連の活動をボランティアと称して主宰するというのは ムリなことだ。

この園長が「地域に支えられている」と言うのは 「理事に感謝している」という 気持ちを伝えたかったのではないか。
子どもにとって 毎日の生活が大事なのであり、土日に学習指導してくれることなどたいした 事でない。まして 理事は この学習指導の場で子ども達に「タダで教えてやっているのだから まじめにやれ」と言っていた。
この学習指導の場で ある子どもが「ボランティア」(書類に主宰者として出ている方でない、年配の方)に向かって「今 何時?」と尋ねたところ ボランティアは激怒し「自分で時計を見ろ」といって その子を勉強室から引きずり出そうとした。その子は顔を真っ赤にして耐えていた。 その数ヶ月後に 聞いた話では 学習指導の場で 上記のような年配の方や実質的主宰者である理事は 態度が悪いと判断した子どもを 引きずり出す慣例であると 言うことだった。

うちの子は非行少年だったから 普通の塾へ行って寝たりして「出て行け、もう来るな」と言われて その塾を止め、非行の子も行ける塾に代わった。里親が金をだしていたから出て行けと 言われただけで、引きずり出される屈辱は受けなかった。

施設の子は 金を払っていない(しかし 措置費として 公金が一人につき一月に数十万円 施設に渡されているのに)から、こういう目にあう。 内部の人々は これを虐待とは思っていない。他人が見れば 虐待である。タダで教えてやっていると 子どもを見下し、子どもの心を 傷つける権利は 誰にもない。
立場の強い人が 立場の弱い人に 手厚く 声をかけたり してくれたら、弱い人は他人をがっかりさせたくないな と 思うものだ、と薬物依存症者リハビリ施設 日本ダルク本部の代表者 近藤恒夫さんが言われたのを思い出す。

下記のロジャー ゴッドマン先生の本で 著者は なぜ 養護施設の 調査研究を始めたか について 次のように 述べている:
>>著者の知人は 西東京のある 福祉施設で 働いたことから そこで遭遇した子どもたちのような 集団が 日本社会に 存在するという 事実を 初めて知った。...
もし 日本社会が 最も社会的に 弱い構成員を どのように 取り扱っているか理解したいのであれば、親が養育できぬ(cannnot)、養育する気を持たない(will not)、養育することを 許されない(not allowed to)子どもたちが暮らしている 福祉施設を 研究すべきである。 と 彼は 著者に 勧めた。 日本語では こうした施設は 児童養護施設と よばれている。<<

理事は無償で経営にあたっているとしても、園長 事務長 職員は 入所児童に出される措置費から給料を得ている。子どものお陰で生きていけるのに 子どもを大事にしないのは 理解を超える。
雪印乳業も吉兆も 顧客をないがしろにしたために、潰れた。しかし この施設は 顧客である子どもを大事にしなくても つねに満員で つぶれそうにない。

下記の本に取り上げられている ある施設の理事は全員 無償で働いている。(123ページ参照)。
ロジャー グッドマン著、津崎哲雄訳。「日本の児童養護 児童養護学への招待」2006年、明石書店。  

おそらく この新聞記事のとりあげた施設の理事も無償なのだと思う。 ということは 理事が 自分はボランティアであると称して 学習指導の場を管理することもできる。しかし 理事であるということを隠して 学習の場を管理する必要はないだろう。この理事は 事務長のお話によると「卒園者のための基金をお作りになった」。無償で経営し、そのうえ寄付までなさっていれば 施設内部での 理事の力は絶大なのだろう。
施設の玄関に 第三者委員会の委員長などのお名前が掲示されているが、弁護士でもない第三者委員会委員長に あまり意味はない。理事の名前を列挙したほうがいい。無給の理事なら 無給と書いた方が 読む人々に敬意を払わせるのに役立つ。
町内のお地蔵さまの縁日には 提灯が 吊るされ、寄付した人の名が書かれた短冊が提灯に付けられる。ああいう風に 養護施設にも 寄付した人の名を書いた提灯が吊るされるべきだ。公的な施設なのだから 誰がいくら寄付したかも 公にされる方がいい。 とりわけ大きい提灯に 前年度 その施設に支払われた措置費「○億○千万円」と書かれるべきだ。これは こども達に 「施設は公金によって運営されているのであり、理事や園長の お情けによっているのでない」ということを 示すのに役立つ。

★この前の県議会議員選挙の時に 「県里親会は ○○候補を多数決で推薦することに決定した」という通告を里親会会長は ヒラ里親に送ってきた。 里親会の事務局は県児童相談所に置かれている。地方公務員は 政治的中立性を守るべきであるので 上記のような行動は違法行為である(公職選挙法第136条の2)。 里親会会長の この行動が表ざたになって 非難されるのは 児童相談所の所長であり、会長は咎められない。こんな理不尽なことはない。
当時の児相職員(里親担当)に 会長は「迷惑をかけないから この候補を推薦する」と言ったそうだ。児相 所長は これで 公職選挙法違反に問われるのに 迷惑をかけない は ないだろう。
会長は 児童養護施設の理事を兼ねている。施設の理事は 無償で経営してやっていて、施設に寄付もしているという理由で 理事が職員に 誰に投票するようにという指示をするのは 当然のことなのだろう。
里親会でも 同様に ヒラ里親に投票を指示するのは 問題ないと 会長は思ったのだろう。 しかし 里親と会長里親の関係は 施設の理事と職員の関係と 異なる。 
公職選挙法もあるし、里親登録した時に 支持政党を問われなかったのに 里親になってからは 選挙の時に会長の指示を うけなければならないという理由はない。 児童養護施設の理事は 施設の内部で 独裁者的振る舞いをしても 許される。同様の振る舞いを 里親会会長として他の里親にするのは 会長の勘違いである。

★ 2年半前のことを思い出して書いてみた。
施設の事務長や理事の言動に疑問をもって ぼつぼつと本を読み、ネットで検索して ブログ゙やホームページを読み、彼らの言動を整理してみた。今は家にいない 子どものことは よく分からないことが多かった。本人も混乱していて 自分のことが 分からなかったに違いない。里親として 子どものことを 少しは理解できるようになりたい。

★ 杉山先生の前掲書165p.に 下記の記述があります。
児童養護施設に暮らす子どもたちは、あたかも昭和30年代を生きているようだと述べた。
家庭に恵まれず保護された、心に深い傷を負う子どもたちへのこのような扱いは、国家レベルのネグレクトではないか。
マスコミは、保護に失敗し子どもが虐待死に至った事例について、児童相談所や保健所の担当者はなぜ保護できなかったかと糾弾するが、その後に保護された子どもたちが受けているこのネグレクトをなぜ糾弾しないのだろう。
そもそも我が国で里親が普及しないのはなぜだろう。インターネットで里親を検索すると、実にペットの里親がひきだされてくるのである

歌人・鳥居の歌集「キリンの子」

鳥居の第一歌集「キリンの子」(KADOKAWA、1600円)が2月に初版が出た後、4刷を重ね発行部数は計13000部にのぼった。
小学5年の時に母親が自殺。児童養護施設では虐待を受けた。預けられて里親の家を飛び出して路上で寝泊まりした時期もあった。今も複雑性心的外傷後ストレス(PTSD)に苦しむ。義務教育を満足に受けられなかった人もいるとの思いから成人してもセーラー服を着ている。難しい漢字は養護施設の職員が読み終えて捨てた新聞を拾い、独学で覚えた。DVシェルターに避難していた頃、図書館で穂村弘の歌集を手に取り、短歌と出会った。
歌集と同時にノンフィクション「セーラー服の歌人 鳥居」(岩岡千景著、KADOKAWA)が出版された。
★日本経済新聞2016年6月29日(水)夕刊 から抜粋。

イギリスの里親・養子制度の今

家庭養護促進協会の季刊誌”ハーモニー”2016年6月15日号p.2~3から抜粋。
次号はマッチングを経て里子を受け入れる段階について。
原文は 買って読んでください。年間会費3000円。
第一回 イギリスの里親委託優先原則と里親認定。
著者 山川宏和(京都華頂大学 現代家政学部 准教授)。
イギリスの里親制度の歴史を概観し、里親機関(2種類ある)を紹介する。日本との大きな違いは この里親機関である。この機関が 里親の募集・認定・研修・委託を行うことができる。英国に500以上の里親機関があるとされ、うち民間機関が6割を占める。実親委託も日本とは異なる。里親になるには まず里親機関の認定を受ける必要がある。年齢制限はなく、持ち家や婚姻の有無、性的志向も問われない。LGBTに可。
参考文献:
厚生労働省「社会的養護について(参考資料)]2016年。
津崎哲雄”自治体は社会的共同親”「福祉新聞」2007年2月26日 福祉新聞社p.5
Fostering network,"Recruitment Targets for 2013" 2006


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